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論文

豚骨が高性能な有害金属吸着剤に

関根 由莉奈; 南川 卓也

Chem-Station(インターネット), 1 Pages, 2021/03

廃棄豚骨を原料とした高効率な有害金属吸着剤を開発した研究について、実験結果及び着想に至った経緯について解説する。

論文

Current status of adsorbent for metal ions with radiation grafting and crosslinking techniques

瀬古 典明; 玉田 正男; 吉井 文男

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 236(1-4), p.21 - 29, 2005/07

 被引用回数:104 パーセンタイル:98.74(Instruments & Instrumentation)

環境水から有害金属を取り除くことは環境負荷軽減の目的から重要なことである。放射線グラフト重合及び架橋技術を用いて作製した吸着材はこれらの金属に対して優れた吸着除去性能を示す。グラフト重合法は材料に汎用のフィルムや繊維などを用い、これらの既存の成型を保ったまま金属除去可能な官能基を容易に導入できる特色を持った技術である。この技術を用いてヒ素を除去するための吸着材を作製したとところ、市販の同タイプのものと比較して100倍の吸着速度で処理できることがわかった。また、アミドキシム型やイミノジ酢酸型の吸着材はホタテ貝中に濃縮されているカドミウムを効率的に除去できる。さらに、キチン,キトサンのような天然高分子をペースト状態で架橋させたものも吸着材としての使用が可能で、この吸着材は使用後生分解できる利点がある。

論文

ホタテ貝加工残渣の有効利用に関する研究; ボイルされたホタテ貝中腸腺からのカドミウム除去

中居 久明*; 瀬古 典明; 玉田 正男; 天間 毅*; 小熊 正臣*

日本イオン交換学会誌, 15(1), p.10 - 15, 2004/01

ホタテ貝の加工残渣を肥料や飼料等の資源として有効利用を図るため、ボイルした中腸腺中から有害金属のカドミウムを除去する方法について検討を行った。中腸腺からカドミウムを溶液中に遊離させる酸を選定するため、12種類の酸溶液(0.1M)で比較した。その結果、カドミウムの溶出効果,酸の毒性,コストの面からリンゴ酸を選出した。リンゴ酸濃度及び水洗処理回数の最適化により、中腸腺中のカドミウム濃度を0.5ppm以下にすることができた。また、リンゴ酸により遊離されたカドミウムを含む処理溶液は放射線グラフト重合で合成したイミノ二酢酸型吸着材のカラムを通過させることにより、排出基準の0.1ppm以下に低減できることを確認した。

論文

放射線グラフト重合法による金属捕集材の開発と有害金属除去への応用

玉田 正男

応用物理, 72(4), p.453 - 456, 2003/04

放射線グラフト重合法は既存の基材ポリマーに目的とする機能を導入することができる優れた手法である。基材ポリマーに放射線を照射して活性種を作成し、グラフト重合を行うが、その手順により、同時照射法と前照射法がある。前照射法はホモポリマーの生成が少なく、照射とグラフト重合の過程が分離できるため、工業化には有利である。金属とキレート結合する官能基を導入することにより、高い選択性有する金属捕集材を作製することが可能となる。作製した捕集材について、海水中の有用金属捕集や排水中の有害金属除去へ応用した例について記述した。

論文

有害金属の捕集に役立つ放射線グラフト重合

玉田 正男

放射線と産業, (93), p.17 - 21, 2002/03

放射繊グラフト重合は既存の高分子材料に目的とする官能基を導入できる手法である。特に、前照射法では、グラフト率は、照射線量及び反応時間により容易に制御できる。また、照射した高分子材料を低温で保存することにより、離れた施設でのグラフト反応が可能であり、工業化に適した方法である。有害金属の捕集にはイオン交換やキレート反応が利用される。イオン交換やキレート反応機能を有する官能基を高分子材料に導入するには、照射した高分子材料にそれらの官能基を有するモノマーを接触させグラフト重合させるか、グラフト後の化学反応により合成する。グラフト重合で作製したパラジウム捕集材では、迅速に廃液の濃縮ができ、また、鉛の捕集材では従来の粒子樹脂に比較して、効率が約100倍程度高い。

口頭

カドミウムの安定化処理方法の検討,2

谷口 拓海

no journal, , 

核燃料サイクル工学研究所には有害物質であるカドミウム(Cd、金属状)を含む放射性廃棄物があり、それらはセメント固化して処分することが想定されている。研究施設等廃棄物は廃掃法の基準に則り、各有害元素の溶出基準が規制される見込みであるため、将来の処分を見据えて、Cdの溶出基準を満たしつつ、作製する固化体の本数が最小となる合理的なセメント固化条件を検討する必要がある。これまでに、セメントに充填する前にCdの安定化(=溶解度を下げる)処理を行うことでCdの溶出を抑制することが有効であると考え、Cd化合物の中でも特に溶解度の低い硫化物カドミウム(CdS)へ変化させる硫化物沈殿試験を実施し、金属CdをCdSに変換し沈殿として回収が可能であることを確認した。本研究では、さらにCd充填率を高めた合理的な処理条件について検討するため、金属Cd及びCdSの充填率をそれぞれパラメータとしたセメント固化体を作製し、溶出試験を実施した。

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